2016年の民泊事情
2016年 民泊元年などともいわれ、政府や各自治体で規制緩和となった地域が多かったです。
たしかに・・・・・
しかし、では、今、AirBNBで民泊をおこなっている8割程度はグレーあるいはブラックだと
推測されるのはなぜでしょうか?!
不動産オーナーさんに、甘いお誘いが来ているケースもたくさんありますね。
その結果、安易にAirBNBに参入しすぎだとおもっています。
捕まらないから良いという問題ではありません。
法を順守することができずして、さていったいなにをしたいのか・・・です。
店子が勝手にやって、生活費の足しにしているというケースも多いですね。
日本の本当の意味での民泊なら30日から60日ぐらいの制限で十分です。
普通の個人が副業でホストをやるなら、それで手がいっぱいなはずだし、
それ以上やっても、専業でない限りは、クオリティーが下がるだけで、
宿泊するお客様にとっても、良いことはありません。
ましてや、「おもてなし日本」のイメージをあげたいならなおさらです。
そうでない場合は、日本の都市計画で設定されている、
安心できる住環境を乱される危険の方が高いです。
もし、室数が足りない=宿泊施設を増やしたいのであれば、民泊にこだわらず、
簡易宿所などの制限を緩和すればよいのです。
すくなくとも、隣の部屋に知らない外国人が10人から泊まっていて、
うるさいとか、ごみを分別しないとか、エントランスのセキュリティ無意味になってるといった
めちゃめちゃ状態の心配もないですから。
逆にもし専業としてやるなら現状の政府案として話があがりつつある180日でも全く不足です。
年に半分を空室としておくなんてこと、考えられませんので。
それ以上を望むのであれば、事業ですから、きちんと法律に基づいて
簡易宿所なり、旅館・ホテルにするべきです。
法を守って進めるのも当然のことですし、
お会いさせていただいた民泊事業オーナーは皆さんが実際にそうされていらっしゃるのです。
・・・・・次回に続きます。